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2015年10月02日

第12回 実地棚卸について 中編

「実地棚卸」に纏わる課題の一つとして、
『見える化』をご紹介し、その有効活用方法についてご紹介いたしました。
今回は、課題の2つ目『標準化』について、ご紹介したいと思います。

課題②:標準化

一定以上の規模の企業にとって、
利益を最大化するために必要な取り組みとして、
「標準化」は不可欠です。
今回は、「標準化」の例として、
チェーンストアの「売場の標準化」を例にとり、解説したいと思います。
「売場の標準化」は、売場の「配置」・「作業」・「資材」の3つの標準化に整理できます。
配置の標準化は、店内レイアウト、部門や棚割り等を指し、
作業の標準化は、入荷検品、品出し、店内販促などのマニュアル化/統一などが挙げられます。
資材の標準化は、棚(ゴンドラ)やマテハン機器など売場づくりに必要な什器/機器を統一することになります。
売場資材を無計画に調達してしまうとスケールメリットが出ない上に、
売場の「配置」「作業」の標準化ともに実現困難となってしまうため、
本部で慎重にコントロールする必要があります。
この3つの標準化により、店舗の作業時間の抑制や人件費・経費を削減できると同時に、
適正な在庫水準が維持しやすくなるため、欠品率の低下にも効果が出てきます。
この3つ視点で、「標準化」が整備/運用されているかをモニタリングすると良いでしょう。

特に「配置」に問題が多い

よくチェーンストアで見られるのは、
上記3つの中でも、「配置」に関する問題です。
と言うのも、本部から指示された売場づくりの基礎であるフェイス数が現場で守られていないことが非常に多く、
「配置」の標準化が守られないために、在庫管理が適切に行えていないことが多く存在します。
各店舗の現場では、店長が良かれと思って「配置」を工夫・カスタマイズすることが多く、
結果的に、作業が増大し人件費(販管費)が嵩んでしまうケースが見受けられます。
また、そもそも店舗面積や棚のサイズが標準化されていないことで、
本部では多くの棚割りパターンを作成せざるを得ず、経費が嵩むこともあります。
このような状況では、全体として各種経費が嵩んだり、余剰在庫或いは、欠品が頻発する事態に陥ってしまうため、
「配置」の標準化は収益改善に極めて重要な要素と言えるでしょう。
「売場の標準化」を徹底している企業も当然存在します。
とあるドラッグストアでは、競合他社に比べ、販売管理費比率が低いのですが、
この要因の1つが、「売場の標準化」であると言われています。
具体的には、標準店舗にあわせて店内配置・棚割、品出し作業、動線設計などが統一されており、
これにより売場管理・品出し作業が効率化されています。
また、自動発注システムで在庫管理を行い、全店の商品在庫が本部の在庫コントローラーによって
一元管理されているため、店舗人件費もカットできるのです。
このように販売状況を踏まえた発注・在庫整理や店舗間商品融通が効率的に行われることで、
他社が追随できない圧倒的なコスト競争力を勝ち得ることが出来るようになります。
ぜひ、「実地棚卸」の機会を契機に、
「標準化」の視点で、現場を見直してみることをお勧めします。

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