1. 在庫処分・在庫買取【株式会社リバリュー】ホーム
  2. コラム
  3. 第8回 在庫処分時に人事評価の観点で押さえておくべきこと

2015年08月17日

第8回 在庫処分時に人事評価の観点で押さえておくべきこと

前回のコラム「第7回 在庫処分時に税務の観点で押さえておくべきこと」では、
『在庫処分の際によくある税務上の論点』
について、説明しました。

・在庫処分の際、ともすると利益操作だと見做される可能性があること
・そのため、適切な形で、棚卸資産の評価等を進めていく必要があること
をご紹介しました。
ポイントを押さえながら、必要な際には、
税務署や税理士等と相談出来る体制を整えておくことが肝要でしょう。

今回は、在庫処分の際に出てくる守り(管理)の論点の1つとして、
人事評価での論点をご紹介したいと思います。

なぜ在庫処分が進まないのか?

我々が流動化をお手伝いする企業で時折遭遇するケースとして、
・「定期的な在庫処分が重要であることは、当然理解している」
・「なのに、なかなか現場で在庫処分が進まない」
と嘆く、経営者・在庫処分担当者の方にお会いします。

 

その際、社内の問題点のたな卸しをし、原因を深掘っていくと、
人事評価の問題であるケースが多く存在します。

 

具体的には、営業マンにとっての在庫処分の動機付けが、
全く出来ていないケースが多く存在します。

 

在庫処分とは、大概赤字を伴うものですので、
シンプルに営業マン別に、粗利・貢献利益管理をしていると、
営業マンにとっては、わざわざマイナスを出す行為になります。

 

そうなると、当然営業マンとしては、気が進まないアクションになります。

 

そういった企業の営業マンに話を聞くと、
・「やるべきことは分かっているが、やっても評価されない」
・「他の営業マンが進めてくれれば、それで問題ない」
というようなコメントが出てきます。

評価の枠組みを変える

このようなケースの場合、
営業マンにとっての評価の枠組みを変えることが大事です。

1つのやり方は、処分対象の在庫を処分した営業担当を別途評価する
(通常評価への組み入れ、或いはボーナス的な評価など)
というのが1つの手です。
しかしながら、「在庫処分を評価する」というのも、
逆説的でなかなか気が進まないのも事実です。

もう1つは、完全に別枠管理にするという手もあります。
処分対象の在庫は、管理側のマターとして、"別枠" で管理してしまい、
管理主導で定期的な処分を進めてしまうという手法があります。
こうすれば、営業も、評価のマイナスを気にせず、通常の営業活動に集中することが出来ます。

しかしながら、この手法を採ると、営業マンの在庫への意識が弱くなってしまう、
というデメリットがあります。
滞留した在庫が自分の手から離れ、管理で在庫処分となると、
自分の在庫であるという意識が薄れ、ともすると過剰仕入になりがちです。
結局は、バランスをとることが大事になりますから、
社内の意識状況を観察しながら、柔軟に制度設計をすることが肝要です。


以上、在庫処分の際によく挙がる人事評価上の論点をご紹介しました。

「結構手だては打ってるのに、なかなか組織的に在庫処分が進まない」

そう悩んでいらっしゃる経営者・在庫処分担当者の方は、
一度、社内の動機付け・インセンティブシステムの観点で見直してみると良いでしょう。

 

弊社の在庫買取・在庫処分の内容はこちら

03-5926-6766 月~金曜日 9:00~18:00

買取のお問い合わせ

その他のお問い合わせ

株式会社オークファン(Aucfan Co.,Ltd.)

JPX

東証マザーズ上場オークファン子会社