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2015年09月28日

第11回 実地棚卸について 前編

本コラムでは、
「どうやって在庫処分を進めていくか?」
をいくつかの観点からご紹介して参りました。
またその中の課題の1つである、
「どうやって、在庫価値を把握するか?」
についても、弊社新サービス「トレンドナビ」のご紹介を致しました。
在庫処分に纏わる課題として、
実地棚卸に関する課題も良くお聞きします。
そこで、今回から3回にわたり、実地棚卸について、
その有効な活用方法をご紹介したいと思います。

実地棚卸から分かる3つの経営課題

「実地棚卸」と言うと、
・在庫数量のカウントや商品の状況(陳腐化/劣化等)確認
とイメージする方が多いと思います。
また、「実地棚卸」は決算日前後に集中して実施されるため、
人員と時間の制約が大きく、対応するのが精いっぱいで、
効果的に活用できていない会社が多いのが事実です。
一方で、実は、意識的に実地棚卸を行えば、
経営に有用な情報・示唆を得ることが出来ます。
今回は、実地棚卸から見えてくる主な3つの経営課題、
・1、見える化
・2、標準化
・3、責任範囲の明確化
について、実地棚卸を行う際に持つべき視点を交えながら順に解説したいと思います。

課題①:見える化

在庫などの経営実態の「見える化」は、
経営課題の早期発見と解決を促す重要な取り組みであるにも関わらず、
実行できていない会社も多く存在します。
そのような中、実地棚卸作業は、
戦略的に実施し、アイテム単位のデータを収集・分析することで、
経営課題の「見える化」に大きく貢献することが可能です。
(例: 食品部門の缶詰(品群)に分類された濃縮缶スープ(品種)の場合)
スープには、クラムチャウダー、ミネストローネ、コーンポタージュなど多様な味が存在しますが、
味ごとに、売れるタイミングや数は大きく異なります。
それにも関わらず、実態の販売動向に合わせた在庫管理を行うことができていないために、
結果として、多くの販売機会のロス、あるいは不良在庫ロスを出してしまう問題が発生しています。
そこで、実地棚卸しをする際に、部門→品群→品種→SKUとデータをブレイクダウンし、
収集・分析するよう意識し、販売動向と突き合わせるようにすれば、
より適切な仕入れ・販売戦略を構築することが可能になります。
つまり、実地棚卸しを単なる作業にするのではなく、PDCAサイクルの重要な一要素として取り入れることで、
一層の売上げ拡大や在庫圧縮が可能になってきます。
もし、すべてのSKUを分析することが難しければ、優先度をつけて対応することを推奨します。
一方で、定量データに依存した分析・戦略立案だけでは、誤った経営判断に導いてしまう可能性もあります。
というのも、一般的な定量化データからは見出せない情報もあり、
「売り場のリアルな情報」という定性分析と組み合わせてこそ、売上拡大/コスト削減のヒントが見出せます。
例えば、本来であれば売れる人気商品であっても、陳列場所がお店の奥にあると、
消費者が商品を発見出来ずに売上に繋がらず在庫が増えてしまいます。
この場合の問題は、売場レイアウトと棚割りであり、仕入量ではありませんが、
ともすると、仕入量を抑制するという打ち手を取ってしまうこともあります。
当然、解決策は、陳列場所を変更することであり、仕入量を抑えることではありません。
このように売場のレイアウトが悪い、欠品率が高い、余っている季節品がバックヤードに放置されている等、
現場を見ないと発見出来ない情報は数多あります。
ですので、このような「売場のリアルな情報」を可視化し、
販売・在庫データと統合することで、売上の増加に繋げる施策を打ち出す仕組みを構築していくことが肝要です。
以上のように、「実地棚卸」の結果をもとに、
定量的・定性的に現場を理解・見える化することで、
経営の意思決定に大きく有効活用することが可能になります。

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